M-1グランプリ2020を視ている。

私も漫才が好きだが、決勝10組の顔ぶれを見てもほとんどわからない。

去年もそうだったが、見ているうちにのめり込んでいく。

ネタの面白さと技術の高さだけでなく、この中の何組かは、周りの空気を巻き込むようにして流れを作っていく。

そこに視聴者も挑戦者と一緒になって、胸の高鳴りのようなものを感じることができるのが何とも言えず良い。

序列の強い、閉塞した空気に支配されている今の社会にあって、

昭和のお笑いスター誕生を思い起こさせるようなワクワク感がいい。

審査員の面々も絶妙で見応えがある。

個人的にはニューヨークと錦鯉が好みで面白かった。

最終決戦に残った中では、見取り図を応援したくなった。

いよいよ最終決戦。ファイナリスト3組の漫才を堪能したい。