あらためて、
打率はあまり関係ない、、と思う。

私も長年野球をしてきたが、いかにして試合の流れの中で効果的な一打を放つかを考えてきた。

そのために、わざと凡退することもある。野球は100m走や砲丸投げとは違う。

手の内を全て晒してしまっては、肝心なところで相手に主導権を握られてしまう。

相手に気づかれないように餌撒きするところにも面白さがある。

ピッチャーも同じで、ここぞというところで相手の裏をかいてくるピッチャーは手強い。被安打率や防御率がよくても、底の浅いピッチャーは叩きやすい。

野球のデータを扱う仕事をしていると、そんなことも考える。

時代とともに野球が変わっていくことをより強く実感する。