人生は一度きりであり、悔いの残らないようにしたい、と思う。
今流行りの量子力学、5次元多世界解釈に立てば、人生は一度きりではないという見方もあるが、
今いただいている命は、現実的に過去に戻ってやり直せないのだから、
やはり今を大切に、悔いの残らないようにしたい。
だが過去には戻れないような感じがしているが、本当は戻れるのかもしれない。
1次元は点、 2次元は線、 3次元は立体、 4次元は3次元に時間の次元を加えた世界、5次元は4次元が同時並行している世界。
言い換えると、5次元とは「時間軸が無数にある世界」。
無数にある世界には過去も未来もなく、全ての世界が並列的に存在しているという。
今、私たちは、時間というものが過去から未来に流れているような気がしていて、そのように思い込んでいるが、
理論上、時間は自由に行き来できるらしい。浦島太郎は単なるおとぎ話ではないのだ、と。
近年、急速に研究開発が進んでいる量子コンピュータは、
複数の事象が同時に存在する状態を作り出すことにより、従来方式をはるかに凌駕する計算速度を実現している。
5次元理論は定義としての扱いであり、科学的に完全に証明されているわけではないが、
そうとでも考えないと、辻褄が合わなくなってきているのも事実らしい。
こうした話は私たちの日常にはいっさい関係ないように思うかもしれないが、
そんなことはない。意外と身近な話だと思う。
目の前にAとB、2つの選択肢があり、どちらかを選ばなければならないとする。
選択肢は2つしかないようだが、その後の未来は無数に枝分かれしている。
Aを選択するにしても、Aを望んでAを選択するのか、それともBを望んでいるがAを選択するのかでは、未来はまったく別のものになる。
Bを望みつつAを選択するにしても、Bを完全に諦めるのか、それともいずれBの実現を目指すのかでも違ってくる。
今は条件が揃っていなくとも、意識が変われば足場が変わり、そこから未来が変わる可能性が生じる。
要は、心持ち一つで未来はどうにでもなると思うのだ。
こうしたことはわざわざ量子力学を用いてパラレルワールドの概念を説明しなくとも、
リアルに多くの共感を得られるのではないか。
未来は、過去からの連続性があるにしても、自分で選択できる。
これからどうしたいと思っているか、にかかっている。
ぼんやりとでも「いいな」と思えるものがあるなら、どんなに非現実的なことでも延々と夢想する。
そういう癖が私にはある。
非現実的過ぎて現実や常識から乖離し過ぎてしまい、時々一人になりたくなる(笑)
一人でいると、かつて非現実的に見えていたことがいつの間にか現実のものになっていたりする。
振り返ればとても不思議だが本当の話。
そのせいか私は、結局のところ楽観的で運のいい方だと思っている。
イメージを具現化するには自分の居場所が大事。
周囲とのズレは悪いものではない。気づきの機会に感謝。
そろそろ引っ越ししようかと思い始めている。