ここのところ「疲労」を感じている。
疲れていると意欲が低下したり判断が鈍くなる。
そうした状態が長く続くと、
徐々に自信が失われ、周囲の評価も変わっていく。
一時的な疲れに過ぎず、もっと色んなことができるのに、周囲も自身も能力の低下と勘違いしてしまう。
そうなると疲れた状態が固定化し、
目の前に広がっている可能性が徐々に変質し、ともすると、目指してきたものまでが遠のいていく。
だから、疲れはできるだけ早期に取り除くことがのぞましい。
しっかり睡眠を取ればだいたいは大丈夫なのだが、
今の私は、
睡眠だけでは解決しない疲れを感じている。
若い頃にはなかった感覚がそこにある。
一言で言うと「焦り」のようなもの。
目の前にやるべきこと、やりたいことがあるのだが、
私は、それらにまともに向き合い、一つ一つ乗り越えていくことができるだろうか。
不完全燃焼のまま終わるのではないかという、不安みたいなものが頭をもたげている。
なんであれ、直面する現実を受け入れていくしかない。
受け入れつつ、今できることをする。それしかない。
そして、たぶん、
結果的にできないことの方が多いのだろう。
若い頃と違い、今の私は、
押し寄せてくる大量の情報に圧倒され、スムーズに解析処理できていないところがある。
この状態が固定化していくと、徐々に仕事が遅くなり、もしかすると自信そのものが損なわれていく。
そうした兆候を感じ始めてもいる。
これは、
これまで大切なことを先送りしてきたツケが回ってきたのであり、
私に課せられた課題、試練であると受けとめている。
ここをどう乗り越えていくか。
死ぬまで楽しみ続けるつもりでいる。
疲労を感じることから学べることもあるが、
人生の時間は有限なのだから、
やはり、不安や焦りに縛られ過ぎずに、伸び伸びと挑戦し続けることが重要になってくる。
健康な心と体を作りたいと思う。
本当にそう思うなら、私はそこへ向かうだろう。
疲労は、軌道修正が必要なことを知らせてくれるサインのようなものだと思っている。
おそらく、本来の心と体でやるべきことに素直に向き合えていれば疲れはほとんど感じない。
今までの生き方のクセは簡単には抜けないが、
進むべき道は見えているので、
淡々と、楽しみながら歩いていきたい。
久しぶりにコメント。と言うより「いいね」に仰天です。嬉しいものですね。有難うございます。
精神科医の樺沢紫苑先生のご本によると、人間のワーキングメモリーは、3つぐらいしかないそうです。効率よく使うコツは、一度に二つのことを同時進行しない。ミスの元だし、仕事を片付ける速さもおそくなるそうです。そして、やりかけの仕事は、メモに書いて、一旦ワーキングメモリーからおろす。よかったら、この本おすすめします。