株式市場に暴落懸念が広がっている。
コロナワクチンの普及による経済活動の正常化を見込んで上がり続けてきた株価に、異変の兆候が見られる。
ついこの前まで揃って最高値を更新してきた米国3指数が軒並み下落し始めた。
米国だけでなく欧州もアジアもロシアもブラジルもインドも、
世界のほとんどの市場が下落している。
今朝の東京市場も、世界に引きづられるようにして続落必至の局面である。
インドデルタ株の感染拡大により、再開した経済活動に急ブレーキがかかるかもしれない。
一時的と考えられてきたインフレ(物価上昇)が一時的ではなくなるかもしれない。
原油や食料品などの価格の推移によっては、
私たちの生活に直接的な影響を与えてくる可能性もある。
そうならないよう、
混乱を回避するための金融政策が打ち出されると思うが、
各国の政府、中央銀行はベストな選択ができるだろうか。
特に米国の動きが注目される。
ちょっとしたことが引き金になり、世界経済が混乱に陥る可能性がある。
その不安感が、
今の株価下落を引き起こしている。
だが、これから打ち出される金融政策により市場に安心感が広がれば、
株価はそこまで下がらないだろう。
ここからどのような政策が打ち出されるかまだわからないが、
今のところ私は楽観している。
大暴落したら底から買い増すだけなのでいくら下がっても構わないが、
予想としてはそこまで下がらないと、今のところはそう思っている。
国によってアフターコロナの経済戦略に明確な違いが見え始めている。
イギリスでは新規感染者が激増している中、経済活動の規制をほぼ全面的に解除した。
このイギリスの政策がどんな結果に繋がるか、世界中が注目している。
日本は、ワクチン接種が進んではいるが感染者数が増加傾向にあり、医療のひっ迫が懸念される。
オリパラ開幕を目前に控え、感染防止対策が万全なはずの各国選手団や関係者の中からも感染者が出始めている。
内閣支持率が30%を割り込み、国内に不安が広がっている。
様々な要因が複雑に絡み合い、市場が敏感に反応する。
市場から世界の動きが見えてくる。
今は世界経済の分岐点のような気がしている。
この局面、金融政策の舵取りは相当難しいのではないか。
株価面白い!! そしてこの傾向。
まさにどこの国にとっても分岐点に差し掛かっているのですね。
スリリングでもありますが本質は博打性ではなく、世界の動きが見えてくる楽しさにあると思ってます!いつ何が起きるかわからない中、備えながら学び、学びながら備える。実際に成功も失敗も色々経験して、試行錯誤しながら少しずつでも成長を実感できると毎日が俄然楽しくなってきます!