一昨日、昨日と、北海道ベースボール独立リーグの試合が行われたので富良野に行ってきた。

私は富良野ブルーリッジの篠田代表に引きつけられるようにしてファンクラブに入会し、運営のお手伝いをさせていただいている。

いざ球場に来てみると、思っていた以上にやることがたくさんある。

とりあえずは掃除や草刈りなど雑用のつもりでいたのだが、

記録員や場内放送などのなり手も不足している。

自分で言うのもなんだが、私は野球マニア。

自分でプレーするだけでなく、少年野球や草野球の審判やスコアラーとしての経験もある。

だが、たしかに詳しい方だとは思うが、

いきなりプロ独立リーグ公式戦のバックネット裏に入り、記録員を務めることになるとは思っていなかった。

スコアブックをつけるだけでなく、ヒット、エラーの判定、タイムキーパーの役割も任された。

こうしたことは比較的得意でとても楽しかったが、

裏方のマンパワー不足が深刻であることを痛感した。

どうやらここには、私にもできることがありそうである。

私は子どもの頃から大の野球好き。

毎日近所の公園で仲間たちとボールが見えなくなるまで野球をしていた。

ホームランの数を競い合い、隣の学校のライバルチームと公園の使用権をかけて対抗戦をしたこともある。

中学生になると、野球のできない冬にサイコロを使ったプロ野球ゲームを自作し、友人を集めて仮想ペナントレースに興じた。

このサイコロゲームは我ながら秀逸な出来栄えで、高校でもクラスメイトの中で一大ブームとなり、商品化しようかと真面目に考えたこともあった。

私にはこの頃から試合結果を集計、分析して戦術に活用する習慣がある。

身近な地域にプロ野球チームがあればスコアラーとして仕事をしてみたいと思っていたが、現実的ではなくほとんど諦めていた。

ところがドッコイ!

2020年に北海道にもプロ独立リーグが発足。

公務員を早期退職し時間を持て余していた私にとって夢のような話である。

しかも、数年前から縁があり色々とお世話になってきた富良野の篠田信子さんがブルーリッジの代表に就任。

勝手ながら、私にも流れがきているのだと、そんな気持ちになっている。

当面はスコアラーとしての役割を期待されているようなので、より使いやすいスコアブックをエクセルで自作してみた。

私のできる範囲でやってみようと思う。

また、ブルーリッジは試合の様子をYouTubeでライブ配信しており、実況できる人を探しているとかいないとか。

実は私、子どもの頃から試合を見ながら一人実況などもやっていた(笑)

周りに人がいる時は変な人だと思われるので遠慮しているが、たぶん私は喋りたいのだろう(笑)

スゴいチャンスが巡ってきている実感があるが、はしゃぎすぎて現場のリズムを壊さないよう、

富良野に花開き始めた夢と希望を、

素敵な仲間たちとともに大切に育て上げていきたいと思う。