今朝はボタボタと雨が降っている。
ぐっすり眠っていたので気づかなかったが、真夜中には少しまとまった雨が降ったらしい。
ここのところ雨が少なかったので、農家にとってはちょうどよかったのではないか。
予報ではあと1〜2時間で止みそうなので、昼過ぎにはDRに乗れるかもしれない。
外の景色を眺めながら株式投資についてぼんやり考えている。
今月に入ってからわりと好調だったのだが、先週後半の急落で運用含み益を減らしている。
米国の金融政策と市場の反応を少し読み違えた。
読み違えるのはよくあることで仕方がない。
予測幅を広めにしているので、想定外の事態でもない。
だが、自分なりに期待をしていたタイミングで肩透かしを食らうと、色んな感情がわいてくる。
今のような状況になった場合にどうするかも最初から決めていたし、そのとおりに実行するだけなのだが、
実際に今のような局面になると不安もある。
気分が悪くなりそうなので、昨日の朝からは数字を見るのを避けている。
こんなことは今までなかった。
これまで何度か急落を乗り越えてきたが、今回の方がショックが大きい。
こんな気持ちになるのは、投資を本格的にやるようになってから初めてである。
欲しい情報をキャッチするためのアンテナをより広範に、深部に張り巡らせてきた。
情報の解析力も確実に向上している。
だが、時にそれが落とし穴にもなる。
私のアンテナはまだ十分に機能していないし、
情報を解析する力もまだ弱い。
それなりの時間とエネルギーを注ぎ込んできたので、目に見える成果をつかみ取りたいと思うのだが、
現実はそんな甘いものではないのだ。
嫌になってやめていった投資家の気持ちがなんとなくわかる。
こんなことを考えながらも、
やっぱり私は株式投資が好きらしい。
あらためて「自分も人間なんだ。」と思う。
感情の揺らぎを感じながら一歩一歩、地味な歩みを続けていく。
これがたまらなくいい。
普段の私は暴落はチャンスと思っているが、実際に暴落したら怖くなるのかもしれない。
おそらく怖くなるのが自然な反応なのだろう。
噴き上がってくる感情を、無理矢理閉じ込めたりごまかすのではなく、
それらを全部抱えたまま乗り越えていきたい。
いくつもの節目を経験することによって、
私の適性や可能性が明らかになっていく。
一度や二度ではわかるはずもない。
だからこそ、そこに長く留まり続けること、生き残ることが目的となる。
そう考えると、先週の私は少し勘違いをしていたようである。
今一度、原点に立ち返ってみたいと思う。