一昨日と昨日だけで持ち株の評価額が20万円ほど下がったが、今日は少し持ち直している。

昨夜から今朝にかけてのNY市場で3万円、東京市場も前場で3万円戻してきている。

これくらいの動きは何とも思わない人がいれば、とても耐えられないタイプの人もいる。

27年間公務員を続けてきた私には小さな金額ではなく、それなりの刺激を感じているが、

思っていたよりも冷静に受けとめることができている。

こうした急落も想定していたことであり、

ある意味望んでいたことでもある。

こうなった場合どうするかも最初から決めていた。

あらかじめ決めていても、

実際に直面すると動揺してしまい、適切な行動が取れなくなることも考えられるが、

今回の私は、

動揺することなく、むしろチャンスだと感じている。

値が下がったことにより買いチャンスとなった銘柄が出てきたので、

そのうちのいくつかを、5株とか10株とか、ほんの少しだけ買い増してみた。

まだ下がるかもしれないから、絶対に買いすぎない。

だが基本的にはさらに上がっていくと思っているから、少しだけ買う。

ここからさらに下がったら、その時はまた少しだけ買い増すつもりでいる。

要するに、

短期的に大幅に下げるとしても、基本的には「揺るぎない上げ相場」の中にいると思っている。

この中長期的な見通しが外れるとすれば、

その時は預貯金で持っていても、投資をしていなくてもダメなのだと考えている。

投資をしなければリスクはないと思い込んでいる人が少なくないが、

現金で持ち続けることにもけっこうなリスクがある。

世界的な金融緩和政策により、今はとにかくお金の量が増えている。

当たり前のことだが、

量が増えればその相対的価値は低下する。

あまり気づかれていないが、すでに現金預金の価値は目減りしている。

そしてその分、株式などの資産価値が増大している。

ここに目を向ける「必要」がある。

今回は急落したが暴落ではない。

暴落した時にどんなメンタルでいるか、自身の投資適性を見極めていきたいと思っている。

今のところ私は暴落を楽しみにしている。

買いチャンスのタイミングでジワジワと仕込みたい。

リスクとは、危険と言うよりも「幅」と解釈している。

通貨価値は絶対ではない。

すでに労働賃金だけで家計を守ることは難しくなっている。

お金に縛られない生き方を実現するためには工夫が必要である。

今は、かつてのように職に就いてさえいれば安心という状況ではない。

人生100年時代。

退職してからの時間がとてつもなく長い。

退職金も年金をあてにできないのなら、いくつになっても稼がなければならない。

80になっても90になっても、稼げる仕組みを若いうちから作っておかねば、いずれ立ち行かなくなる。

お金に縛られない生き方を実現するために、投資は有力な手段。

少しでも若いうちに経験を重ね、適性を見極めていきたい。