今日で公務員を早期退職してから1年が経つ。

まだ1年なのだが、

公務員時代のマンネリ生活とは違い、毎日刺激的な時間を過ごしており、

もう3年くらい経っているような感じがしている。

立場による制約と、時間的制約からも解放され、

全ての時間は自分のもの。

思うがままに人生そのものをデザインできる。

だが、当たり前のことだが、

自由とセットで責任がのしかかってくる。

家族の生活費を確保し、

保険や年金、税金も全部自分で考え、手続きしなければならない。

また、生き方や活動の場が変われば人間関係も変わる。

変わり目には色んな思いが胸を駆け巡る。

楽なことばかりではない。

何かと引き換えに失うものがあったり、

苦しいこと、辛いこと、迷ったり悩んだりすることも多々ある。

だが、そうしたことを全て引き受けながら、私は私の道をゆく。

今日は、今年初めてDRに乗って山の空気を吸ってきた。

今の岩見沢も季節の変わり目。

私は、

辛いことや苦しいことを見ないようにしたり、無理やり振り切ったりするのではなく、

全て抱えながら歩いていくつもりでいる。

その中で、自分の底から湧き上がってくる力を感じながら、

自然な流れに身を任せていきたい。

岩見沢の雪解けが進んでいるが、

草木に生気が漲ってくるのはもう少し先。

大地に雪解け水がしみわたり、

やがて、草木たちが陽の光を浴びながら水をグイグイ吸い始める。

私も同じリズムで。