何とも言えない気持ちの悪い相場が続いている。

米国の雇用が改善してきたとか、

追加経済対策が上院で可決されたとかで、

今朝の寄りつきでは東京市場もかなり買われて始まったが、

昼前から急落している。

14:40現在、日経は先週終値より171円安の28,693円。さらに下がっていくようにも見える。

私は今朝の寄りつきを見て、このまま上がっていくと思い、銀行、証券、商社株を少し買い増している。

私は日本株は買うとしても少ししか買わない。

より面白い情報を収集できそうなところに薄く投資している。

だから、その後どうなっても失敗に感じることはないのだが、

日経は今朝私が考えていたような中長期的な流れにはならないかもしれない。

今朝はほぼ全面的に買われていたが、

その後、再生可能エネルギー関連などがかなり売られている。

米国のテスラなどもそうだが、今まで期待値だけで買われてきた銘柄が急落している。

一方で、原油、運輸、鉄道、航空、銀行、金融、商社などが買われているように見えるが、

これらもアフターコロナの経済活動が正常化されるということを前提とした、期待先行の動きであり、

短期的には買われていくとしても、私はまだ確信が持てない。

鉄道、航空、観光、飲食辺りが特に気になる。

コロナ変異種がどうなっていくかわからないし、

東京オリパラができない、観光客が戻らない、みたいなことになると、

いきなり暴落する危険があると思っている。

今朝の私は、再生可能エネルギーがここまで売られるとは思っていなかった。

メジャーSQを控えているということもあろうが、それを割り引いても今は市場の動きが読みずらくなっている。

米国ETFの買い増しも考えていたのだが、今は少し躊躇っている。

中小型株のETFを買おうと思ったが、やはりまだ踏み切れない。

今は、金利上昇により下がっている債権と、

ここのところ値を下げているナスダック指数をほんの少しだけ買い増して、様子を見ようと思っている。

ちょっと前までお荷物だったエクソンモービルが今は凄い勢いで含み益を膨らませている。

一方、バイデン銘柄として期待していた再生可能エネルギー関連はここのところサッパリだが、このまま持ち続けて注視していく。

今の日本と米国は、セクター間の資金移動が読みずらく、なかなか思い切った投資をする気になれないが、

全世界インデックスには何も躊躇うところがない。

新興国も面白いと思う。

勉強する意味で主に日本と米国を見ているが、今の本当の投資対象は別のところにあるのかもしれない。