うちは冬に氷上ワカサギ釣りに行くのを恒例としているが、今シーズンはまだ行けてない。

2月に買っておいたエサを無駄にしたくないので、今日こそはと思っていたが、

今日は、道内各地で今年初めて気温が10℃を超える異例の暖かさ。

氷が急激に緩んできているため、ワカサギ釣りは諦めた。

そこで、かねてより息子が切望していた長沼町名物の赤字丼を食べに行くことに。

暖かい春の陽射しの中、岩見沢から車を走らせること約30分。

長沼町市街地の「いわき」に到着。

昼時のためけっこう混んでいる。

すぐに2階の席に案内され、靴を脱いで広い部屋へ。

一応メニューに目を通すが、

やっぱどう考えてもこれである。

周りを見渡してもほとんど赤字丼(笑)

これしかないのだが、

ややこしいことに、こんなものを見せられてしまう。

私と妻は赤字丼を食べたことがあるので、

3大丼を一つずつ頼んで、3人でシェアして食べることにした。

まず黒字丼。かにの天ぷら丼。

旨い。カニの天ぷらを食べる機会はあまりない。限定10食にありつけたと思うだけでテンションが上がる。

こちらは白字丼。豚鶏の照焼と野菜にたっぷりマヨネーズ。

たっぷり乗った肉を見るだけで幸せになる。彩り豊かな野菜とマヨネーズの相性もとても良い。

そして、これが赤字丼。

巨大な海老の天ぷらが5本。5本を直列に繋ぐと1メートルを超える。圧倒的である。

☆★☆★☆★☆★☆☆★

家族3人で3大丼を比較検証してみたが、

白も黒もそれぞれ美味しいが、やはり赤字丼がいい。

味も値段も、満足度も、赤字丼最高であった。

だが、3種類を注文して正解だった。

3人とも赤字丼にしていたらおそらく食べきれなかったと思う。

赤字丼だけだと、これでもかとばかり迫りくる海老天に間違いなく圧倒されていた。

また、3種類頼んで気づいたのだが、

お盆、箸、丼ぶり、お椀、小皿の色が、

黒字丼は黒、白字丼は白、赤字丼は赤で統一されているのも面白い。

随所に遊び心が溢れているムードがなんとも言えずいい。

さっき食べてきたばかりだけど、また赤字丼を食べたい。