昨日、姪っ子が高校を卒業した。
うちから学校に通った期間もあったので、私としても感慨深いものがある。
姪っ子は芯がしっかりしている。
迷いや葛藤もそれなりにあるだろうが、
傍目には躊躇しているところがない。
子どもと言っても、
たまたま自分より少し後に生まれてきたと言うだけで、
大人が教えることなどあまりない。
つくづくそう思う。
大人にできること、大人がなすべきことは、あまり子どもの邪魔をしすぎないこと。
息を吸うようにして子どもを信じ、
遠くから見守る。
子どもが自分の足で見えないところへ行ってしまうまで、
遠くから見守り続ける。
そんな大人で私はありたい。
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卒業式と言えば、
私は中学卒業の頃を思い出す。
36年前の春、私は高校受験に失敗した。
滑り止め校を受けていなかったため、
どうしたらいいかわからず、頭の中が真っ白になっていた。
部屋の中で、一人きりで頭から布団を被り、何時間もじっとしていた。
時間が経つのを感じないように、
斉藤由貴の卒業を何度も何度も繰り返し聴いていた。
結局は面接で某高校に入学したのだが、
あの時の気持ちを忘れることはない。
あの時は、
中学2年の時の担任の先生が、私のために一生懸命に動いてくれたと聞いている。
大学受験の時、仕事が苦しいと感じた時など、
節目節目で、
先生の声が聞こえてきて、不安な心を落ち着けることができた。
私は先生のことを好きだったが、
先生にしてみれば、私もたくさんいる教え子の一人に過ぎなかったはずだ。
でも先生は、
いつも淡々としていたけれども、
誰に対しても手を抜くことがなかった。
先生は亡くなってしまったが、
私は今も先生に見守られている。

姪っ子が作ってくれたクリームチーズケーキを食べた。
すごく美味しかった。
アップルパイの次はチーズケーキですか!! 間違いなく美味しいですよね。ご卒業おめでとうございます♪
しっかり者の姪っ子さん 高校卒業おめでとうございます(^0^)~♪