今日で2月が終わる。
公務員を早期退職して11ヶ月になる。
若い頃には冬が長く感じていたが、この冬は短い感じがする。
3月下旬までの期間限定で、某医療機関の夜勤当直の仕事をしているが、
こういう仕事をしていると日が過ぎるのが早い。
いい経験ではあるが、
長く続けようとは思わない。
仮眠できる時は寝ているが、いつ何が起きるかわからないので休まらない。体調を整えるのが難しい。
普段からイマイチ思考が深まらず、パワーも少し落ちていて他の仕事にも十分に集中できていない。
やはり今は、
全ての時間を自分の好きなように使いたいと思う。
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冬だし、コロナだし、
当直の仕事で遠出もできないし、
この冬は家に居る時間が長いため、株式投資に注力している。
15年以上前から投資信託をしているが、公務員在職中はほぼほったらかしであった。
市場と真剣に向き合うようになったのはちょうど去年の今頃で、
退職金の一部を充て、日本と米国に広く薄く投資することをイメージするようになっていた。
退職金をもらう前から勉強していたのが役立っているが、知識だけでは戦えない。
地に足のついた形で経験を重ねていくことが大切で、
ちょびちょびと本当に少しずつ、
心と体を慣らすようにして徐々に投資額を増やしてきた。
今は、日々の世界の政治経済の動向が私の心を揺さぶってくる。
ほどよい刺激に包まれ、毎日やり甲斐がある。
方々に重層的にアンテナを張り巡らし、多くの情報を仕入れ、学び、思考し、リアルタイムで方針をアップデートしていくのが楽しい。
ついこの前までは、株式投資による収益は不労所得だと思っていた。
博打にしようと思えば博打にもなりうると思うが、
今は、投資は、知的労働だと思っている。
ビジネス、仕事だと思っている。
失敗はつきものだが、大失敗だけはしないように注意を払っている。
何が起きても動じないよう、
たくさんのシナリオを想定し、覚悟した上で臨むようにしている。
高い緊張と、高度な学びと判断力が要求される。
自分に都合のいい思い込みは通用しないというのも面白い。
想定外だと主張しても、どんなに言い訳しても、起きてしまったら元に戻ることはないのだ。
やる以上は全ての事態を想定し、準備しておくしかない。
思い込みに左右されず、本当の意味で客観視できるかが問われる。
これからどんなことが起きるかわからないが、
私は投資が好きだ。