今日はいつもよりこまめに東京市場をチェックしている。

前場が引けたところで、日経平均は前日比52円高、TOPIXは10円下げ。

指数としてはほぼ横這いだが、

私の持ち株は大半が値を下げている。

ここのところ、セクター間で資金が行ったりきたりを繰り返しており、

今日の前場に関しては、

中小型株を中心に広く売られているが、一部の値がさ株が買われることにより見た目のつり合いが保たれている印象。

こうしたことは指数だけを眺めていてもわからない。

今後はどうなるか。

米国の金利上昇などにより、株価下落の可能性が指摘されているが、

市場から資金が流出し、株価が下がることは考えずらい。

利益確定売りをして様子を見る動きも目立つが、

売りだけが一方的に進むことは考えづらい。

大規模な金融緩和政策の当面の継続が決まっている以上、巷にお金が溢れる状況は変わらない。

よほどのことがない限り、

総体として余剰資金は市場に流入し続けることになる。

だからここで少し下げたとしても、すぐに反発上昇に転じる可能性が高い。

これが今の私の描いているメインシナリオだが、

予想に反して一気に暴落する可能性もゼロではない。

株価はかなりの高値圏にあり、一度崩れだしたら止まらなくなるかもしれない。

だから、どんなに強烈な上昇トレンドでもフルコミットはしない。

少し下がれば、押し目をつけた銘柄を買い増すよい機会でもあるが、買い過ぎは禁物である。

暴落はむしろチャンスであり、

そこでうまく仕込めれば、資産を倍増させるチャンスとなる。

その時のために、常に現金を手元に残しておかねばならない。

今、後場が始まった。

前場の引けから100円ほど下げたところからのスタート。

さらに下がるのが確実なら、一旦利益確定売りをして、低いところから買い直すことも頭をかすめるが、

売った途端に急反発して買い直すタイミングを失ってしまう可能性もあるので、私は売らない。

当面売りはせず、押し目をつけた銘柄を少しずつ買い増す戦略を描いている。