私は2020年3月をもって27年勤めてきた地方自治体を早期退職した。

色々とやりたいことがあるのでフリーランスになった。

ブログを書いたりYouTubeで喋ったりもしているが、

「誰もお前なんかに興味はない。やりたいことがあるなら、グダグダ言わずに黙ってやれ。」

などと言われたりもする。

だが、私としては止めるつもりはない。

激動の時代に、50を過ぎたオッサンが何を考え、何をしようとしているのか。

リアルタイムで発信し続けることも大事な仕事だと思っている。

誰も関心がないとは思っていない。

現職の公務員の中にも、今の公務員のあり方や将来について頭を悩ませている人は少なくない。

だから公務員のことについてもどんどん書いて、喋っていく。

愚痴や悪口を言いたいのではない。

公務員として長く勤めてきたからこそ、知っていること、感じてきたことがあり、

それを社会的に広く共有することが必要だと思っている。

公務員経験者が私のような考えで発信している例はあまりなく、

これからはもっと求められてくるのではないか。

行政の抱える課題が社会的に共有されていけば、

未来に向けてよりよい方向性を見つけやすくなる。

そうした流れを作ることは、

無駄の多い閉鎖的な組織文化を軌道修正し、

現職の公務員の能力を有効に引き出すためにも、

これからの若い人たちのためにも、必要なことであると確信している。

私がやりたいことは色々なので、公務員のことばかりとはならないが、

元公務員として、思うことを発信し続けていくつもりである。