去年の元日からブログの連続投稿を継続しており、今日で375日連続になる。

このブログはジャンルを問わない雑記であり、日々の身近な出来事を通して思いつくままに好きなことを書いている。

あらためて読み返してみても、日記のようでもあり基本的には独り言。

おそらくあまり読まれないだろうと、軽い気持ちで書き始めている。

私の場合、始まりはそんなものである。

一年も続けるなんて凄いですね!

などと言われることもあるが、血の滲むような努力や工夫を重ねてきたわけでもない。

元々、話したいことや書きたいことなら山ほどあるので、

それをそのまま、

出せるものから順番に出している。それだけのことである。

とにかく私は何十年もの間、思っていることを外に出せないでいた。

公務員には、行動はもちろん思考にも事実上の制約が多い。

ものを言う公務員としての道筋を探してきたが、思うようにできなかった。

高齢過疎地域や被災地でのボランティア活動をするだけでも誤解されることがあったし、

選挙のたびに必要以上の締めつけがあったり、SNSの使い方にまで組織的な圧力がかけられたり。

これじゃ憲法違反じゃないかと思うくらい、けっこうな不自由を感じていた。

若い時はまだ自分にも時間があるし、社会が変わる可能性を信じることによって辛抱することもできるのだが、

50歳も過ぎれば、残された時間はけして多くはない。

100歳まで生きるかもしれないが、いくら若くてもいつ死ぬかわからないし、

若いうちにしかできないこともたくさんある。

そう考えた私は、2020年3月で公務員を早期退職した。

自由になった今、やりたいことは本当にたくさんあるが、

ブログを書くこともその一つ。

と言うか、ブログは私にとってかなり重要なミッションだと思っている。

なんのためにどんなことを書きたいと思っているのかと言うと、

とにかく私は、閉塞感の強い今の社会に自由な空気を吹き込みたい。

権威主義的な世の中を変えていきたい。

そのために自ら実践する必要があると思っている。

つまらないことに忖度せず思っていることを書く。

これに尽きる。

多くの人に見てもらえるならそれに越したことはないが、

人目を気にしてしまうと書きずらくなる場合もあるので、

今のところは、たくさんの人に見てもらうことが重要だとは思っていない。

今はまだ、あまりにも自分の中に滞留しているものが大きすぎて、

なんでもいいから、とにかく言葉や文字にして外に出してみることだと思っている。

今のところまだ独り言が中心であるが、

少しずつ変化してきているのもたしかである。

読んでくれる方がいて、感想を聞かせてくれる。

そこから私も刺激を受けている。

ブログを書くことによって誰かの役に立てるかもしれないと思うこともある。

投稿記事数は500を超えてきたが、

書きたいと思っているのにもかかわらず、いまだに書けていないことがたくさんある。

公務員制度、児童虐待、労働問題、資本主義経済、差別などなど、思うところがたくさんある。

雪がとけたら、また愛車DRで色んなところに行く。そこで呟き、書くと思う。

冬は冬で、その時にできることに取り組む。

コロナの冬にも、こんな時だからこそ考えることがある。

これからも、さらに視野を広げて書き続けていきたいと思っている。