今日は1月7日。1月7日と言えば真っ先に七草がゆを連想する。

せりなずな ごぎょうはこべら ほとけのざ すずなすずしろ 春の七草~♪

と、和歌のリズムに乗せて名前だけは覚えている。

これを聴いたら一発で覚えてしまう。つい口ずさんでしまう(笑)

七草がゆを食べたらお正月気分に区切りがつく。

松の内もこの日まで。注連縄などの正月飾りを外す。

ここで注意しなければならないのは、鏡もちの扱い。

鏡もちには、松の内の期間中ずっと歳神(としがみ)様が宿っている。

歳神様をきちんとお送りするために、鏡もちを「開く」必要がある。

鏡開きは1月11日。

鏡もちを開いて、歳神様をお送りし、歳神様の去った後の鏡もちを大切にいただく。

硬いからと言って処分してしまうのではなく、残さずに全部食べるのが礼儀である。

また1月7日は人日(じんじつ)の節句。かつてはこの日の天候で一年の運勢を占っていたと言う。

天気予報によると、また雪がたくさん降るらしい。

この冬の大雪をどう受けとめるかは自分しだい。

まずは歳神様に感謝しつつ、和歌のリズムで七草がゆをいただきたいと思う。