昨日1/5はジョージア州の上院選挙が行われた。

結果が判明するまでには少し時間がかかりそうだが、何かと混とんとしている米国においても徐々に視界が開けてきた印象である。

昨年末から年明けにかけ、コロナワクチンの有効性やトランプ大統領の不穏な行動などが懸念され、リスクオフの動きもみられていたが、

日本時間の昨夜からNY株式市場は雲を抜けたようにして上昇に転じ、3日続落していた日経平均も今朝は穏やかな寄り付きとなっている。

この年末年始、市場には微かな緊張感が流れていると思う。

ワクチンへの期待が高まる中、世界中で新型コロナの感染が拡大している。

国内の医療はすでに極限状態であり、首都圏では緊急事態宣言の発出が確実視されている。

菅政権の支持率も急落しており、ここで対応を誤ると市場にも一気に動揺が広がる可能性がある。

とにかく資金が大量にだぶついており、今も実体から大きく乖離したところで株価が推移している。

いつどんなことがきっかけになってバランスを崩すことになるかわからない。

私もコロナにより思うような仕事ができていないが、

今は少ない資産をどうしたら生かすことができるかを重要なテーマの一つとして考えている。

国内だけでなく米国市場にも参加しているが、

日本株よりも米国株の方が運用成績が良い。

日本株はその値動きをみて売却益を狙うことはできるが、長期的に成長を見込めるかと言えば正直微妙である。

今はちょっとしたバブルとなっているが、オリンピック後には投資家が日本市場から離れていく可能性がある。

一方米国株は、短期的に凸凹があったとしてもほぼ例外なく右肩上がりとなっており、今後においてもさらなる成長が期待できる。

ここのところ円高ドル安が進んでおり、比較的米国株を買いやすくなっている。

今はクリーンエネルギー、電気自動車、医療、情報管理などの分野に注目し、広く薄く投資している。

私はバイデンに期待している。

何事においても穏やかで粘り強い姿勢でいてくれさえすれば、コロナ後の世界でどう生きるか、多くの人にとって指針が立てやすくなると思っている。