ここ数日穏やかな天気が続いているが、岩見沢市内では大雪によるトラブルが多発している。

交通障害や屋根からの落雪に巻き込まれるなど、死亡事故も起きている。

屋根の雪下ろし作業中のトラブルが目立つが、ずっしり重くなった屋根の雪を下ろさないわけにもいかない。

高齢世帯を助けるべく、ボランティアによる除雪活動が地域に根づいているが、

この冬はコロナの影響でボランティアによる除雪活動が中止となってしまった。

今朝の新聞からも地域の悲鳴が聞こえてくる。

すでに身長を超える高さまで雪が高く積み上がり、

個人レベルでは雪かきをしようにも雪を運ぶ場所がなくなってしまっている。

業者は夜どうしフル回転。余力はない。

バス通りの除雪さえままならない中、地元の消防団などが奮闘しているようだが、

行政もおそらく手が回らないと思う。

一度緩んだ屋根の雪が、ずっしりと重くて硬いぶ厚い氷の板となり、

古い家屋などは耐え切れなくなってしまうことが予想される。

何とかできないものか。

ボランティアチームによる作業はできないかもしれないが、

何かしらの手を打たないといけないはず。

今さっき、高齢過疎化の進んでいる地域の町内会の方から電話で現状を聞かせてもらったが、

同じ岩見沢でも山間部の方が雪が多く、除排雪も遅れているようだ。

何かできることがあれば協力したい旨を伝えたが、

今の私はすぐ近くにいるのに何もできないでいる。

穏やかなクリスマスイブを迎えた岩見沢だが、豪雪地帯としての緊張は続く。