SPYDの第4期の1株当たり配当金が発表され、前年比22%の大幅な増配となった。

SPYDは、S&P500採用銘柄のうち高配当銘柄に集中投資することにより、とことん高配当を目指す米国のETF。

SPYDはコロナショックをモロに受け、3月に大幅下落してからの株価回復が遅れていたが、

私はこの低迷をチャンスととらえ、夏まで少しずつSPYDを買い増していた。

米大統領選を過ぎた辺りから株価が回復し始め、現時点で+15.6%の含み益が出ている。

そして、今回の増配で配当利回りも大幅に上昇している。

私の取得価格で割り出すと、今現在の配当利回りは8.60%に達する。

この配当利回りはなかなか出せない。

私の所有している日本株では、配当利回りが一番高いJT(日本たばこ)でも7.85%である。

SPYD採用銘柄の中には基礎体力の強くない企業も入っているため、暴落の影響を受けやすいことが指摘されるが、

採用銘柄は頻繁に入れ替えが行われており、私は巷に言われているほど強いリスクを感じていない。

むしろ安い時に買い増しておくと、少し株価が上がるだけで含み益が生まれやすい。

また、経済活動が活発になるに従い配当を出せる企業が増えると、配当利回りの急激な上昇も期待できる。

今月のSPYDの配当金は前回9月の約3倍。

この時期にここまで増えるとは思っていなかったのでちょっと嬉しい。