岩見沢は元々雪の多い町だが、この冬は例年と比べても異常に多い。

これは今朝の自宅周辺。
除けても除けても降り積もり、
市内の除雪が追いつかずJRやバスなども大幅な遅れや運休が相次いでいる。
とにかく、
12月に入ってからほぼ毎日降りっぱなしなのだ。
2020.12.18(金)16:10現在のアメダス全国積雪深ランキングは次のとおり。
- 群馬県藤原 170cm
- 新潟県津南 153cm
- 青森県酸ヶ湯 150cm
- 新潟県湯沢 149cm
- 山形県肘折 144cm
- 北海道幌加内 133cm
- 幌加内朱鞠内 128cm
- 岩手県湯田 122cm
- 新潟県十日町 122cm
- 山形県尾花沢 121cm
- 山形県大井沢 119cm
- 福島県桧枝岐 113cm
- 北海道岩見沢 109cm
- 福島県只見 108cm
- 群馬県みなかみ105cm
酸ヶ湯、津南、肘折、十日町、朱鞠内など、豪雪で有名な地名がズラリと並ぶ。
まさかここに岩見沢が入ってくるとは。
人家の少ない山奥ならいざ知らず、
札幌にほど近い人口8万の岩見沢が、みるみるうちに降りしきる雪に埋もれていく。
今日は短い晴れ間をついて屋根から張り出した雪庇を落とした。

屋根の雪をもっと下ろしたいところだが、あまり一度に下ろすと1階が真っ暗になってしまうので下ろせない。

これは、、ようやく自分の部屋の窓を掘り出せた息子。
去年は暖冬でほとんど雪かきすることもなく乗り切れたのだが、
とんでもない冬になりそうである。
例年であれば本格的に降り出すのは1月中旬以降であり、
12月にここまで降るのは珍しい。
この時期にこれだけ降ると、一帯の大地と大気が徹底的に冷やされるので、
その後に降る雪がほとんどとけずに、降った分だけ高く積もりやすくなる。
9年前にも今と同じように12月に雪がたくさん降ったことがあった。

当時の私は今より若く、幼かった子どもたちと無邪気に遊んでいたが、
この2ヶ月後には積雪深がまさかの2mを超え、ボイラーの排気口が塞がったり、

巨大化した雪庇が垂れ下がり、屋根の一部をへし折られたり、

とにかく大変な目に遭った。
私は幼い頃から雪と慣れ親しんできたが、
この年からはあまりたくさん降ると恐怖を感じるようになった。
高齢過疎化の進む地域では、築50年を経過した独居老人宅なども少なくない。
心配し始めると止まらなくなる。。
みんな無事に春を迎えることができますように。
2020.12.19(土)10:00現在、積雪深は127cmに達しています。
アメダスランキングも8位に上昇。危険な増え方。