さっきまで「オンライン動物かんきょう会議」なるものに参加していた。

初参加のためよくわかっていないところもあるのだが、

動物たちの視点から今の地球や人間社会をどう見つめるかという、

そのようなコンセプトの集まりと理解している。

今回は、縄文からアイヌ民族に伝わる精神文化が題材として取り上げられていて、

ある知人との繋がりでこの会議に参加する機会を得た。

自然や動植物だけでなく、病気や感染症に向き合う時の考え方などについて、

道東のあるアイヌ民族の方々の実践例を取り上げ、様々な角度から自由に考察していくという試みであった。

途中で私のZOOMが何度か落ちてしまい流れを見失ってしまったため、

一番大切に思っていることに触れないまま終わってしまったが、

個性的な人が集まっていてなかなか楽しかった。

今日は、

人間の都合だけで行動するのではなく、他の生き物たちと分け合う精神についてや、

次世代へのメッセージは理屈だけでなく日々小さな実践を積み重ねることにより伝わっていくことなどが話題となった。

人間の役割とは何か。

私は、人間は非常に狭いところに押し込まれた不自由な生き物だと思っている。

他の動植物に普通に見えているものが人間には見えなくなっていて、

孤独な上に剥き出しの心と体は非常に傷つきやすいため、

感情や欲望に支配されやすい。

そうしたことを自覚し、悩み苦しみながらも大宇宙とコンタクトを取り誠実に向き合おうとしてもがくことを、

人間は使命として負っているのだと思っている。

そうした人間の思考と行動の積み重ねが、未来を変えていくはずだと、

私は、人間の役割をそのように理解している。

こうしたことを話し合える場所はあまりないので、今回の縁も大切にしていきたいと思っている。