昨夜から仕入れたい情報が多く、あまり寝ていない。

必然的に多く目に飛び込んでくるのは株式市場の動向。

特に日本株の値動きがエグい。

私も市場に参加している以上は資産を増やすことを考えている。

だが、私が今一番やりたいことは株で儲けることではない。

多くの情報を元に思考し、行動すること。

今を心豊かに生き、未来を創造していくための知識と経験を身につけたいと思っている。

今は世界中が大きな変革の波の中にある。

多くの事象や情報が複雑に絡みあい、過去の例にない現実が次々と生み出されている。

この波を全身で感じとることによって、これからの時代を生きていくための活力を獲得したい。

今はその絶好のチャンスだと思っている。

一つひとつに目を凝らして見ていると、いくら時間があっても足りない。

株価の動向だけ見ているわけではない。

米国の政権はスムーズに移行できるか、

いち早くコロナを乗り越えたかに見える中国の動き、

再び感染が拡大している欧州からも目が離せない。

日本であれば、

オリンピック開催国として、コロナの被害が比較的小さい国として、withコロナの有望な観光地として、海外投資家などの期待が高まっていることにも注意しておく必要がある。

様々なことを俯瞰していると、次に何が起こりうるのか、なんとなく見えてくることがある。

そうするともっとはっきり見たくなる。感じ取る力をつけたくなる。

ニュースチェックはもちろん、歴史や科学などを学ばないと話にならないことも多い。

全てをチェックすることは不可能だができるところまでやる。

そこに生活をかけているとか、妙な切迫感でやってるわけではない。

単純に楽しいからやっている。

そして、その時の持てる知識と経験を総動員してこれから起こりうることを夢想する。

「世の中は暗くて辛いから、嫌なことは見ないようにしている。」と言う人がいる。

もちろんその人が幸せならそれでいいと思うが、

私の場合は、何事であれ現実から目を逸らすことくらい辛いことはない。

最低限、事実はそのまま受けとめるべきだと思っている。

事実を受けとめる前から損得を計算してしまうような生き方は、私は感心しない。

それでは視野は広がらないし、しだいに可能性も狭まっていくと思うからだ。

目の前の事実はどんなことであっても良くも悪くもない。

そして目の前にある以上、そこから逃げようとしても逃げることはできない。

結局はそことどう向き合うかだと思っている。

どうしても向き合えない時は無理はしないが、

最終的には全て自分の中に取り込んでいくことになる。

辛く悲しいことがあるから、幸せや楽しさを感じることができるというのもあるかもしれないが、

それよりも、

色眼鏡を外して辺りを見渡していると、そのほとんどが自分の味方のような気がしてくる。

本当の楽しさは、そこから見えてくると思っている。

辛く苦しいと思っていたことも、ジワジワと喜びに変わることもある。

というか、ほとんどは良いことばかりではないかと思う。

「世の中は辛いもの」というのが前提の作り笑いに付き合うことも時には必要だし、否定はしないが、

自分なりの楽しさを感じ取るようになると、

空虚な明るさに付き合うのがだんだん面倒くさくもなってくる。

死んだらどうなるかはいくら考えてもよくわからない。

自分にできるのは、今を生きることだけだ。

どうせ生きるなら、死ぬまでの時間をより楽しく過ごした方がいい。

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今日の私は、

セレナのエンジンオイルとタイヤを交換してもらっている間にニュースをチェックし、

誰もいない景色のいいところで長めの独り言を呟いてきた。

こんな一日の過ごし方も気に入っている。