この泥沼に既視感

米大統領選はいよいよ泥沼の様相を呈してきた。

決まらないという、最悪のシナリオがリアルに迫ってくる。

郵便投票を大人しく数えればバイデンで決まりだろうが、

トランプは負けを受け入れない。

今のような事態もトランプの想定内であり、こうなった場合どうするかについても綿密な計画が練られているはずだ。

それがどんなに理不尽なものであろうと、トランプはトランプの信念を押し通す。

まるで漫画のようだが、これがトランプ。これも現実。

ある意味痛快であり、人を熱狂させるだけものを持っている。

私はこうした現象を良いとも悪いとも思っていない。

こうなるのにも理由があるし、トランプは時代の要請に応えている。

それだけのことだ。

この現実を踏まえて、私たちも未来を見据えて歩いていくしかない。

米国の司法はどう対処するのだろう。

常識的に考えればトランプのめちゃくちゃな論理が通るとは思えないが、

いつどこでどんな爆弾が炸裂するかわからない。

とりあえず泥沼に浸るのもありかもしれない。

それともさっさと泥沼から抜け出し、

これまでの惰性で突き進むか、思いとどまって引き返すか。

先日、山奥で遭難しかけた時、似たようなことを考えていたのを思い出した。

世界は、すでに新しい泥沼に片足を突っ込んでいる。

沼の深さや何やらを見誤るとそのまま沈んでしまうだろうし、

沼から抜け出したとしても、先行き不透明なら引き返す勇気も必要だ。

一ヶ月前の山奥で、私は、沼から這い出し、引き返してきた。

引き返してよかったと思っているが、引き返さずに突き進んだ方がよかったかもしれない。

それはわからない。

だが、自分の目で見て体で感じて判断したことなら、絶対に後悔しない。

だから、とりあえず大統領選を楽しみたいと思う。

 

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