これからの北海道で何をするか

公務員を早期退職してから半年が経とうとしている。

私は、これから何をしようとしているのか。

まだコロナの収束を見通すことができるような状況ではなく、先行き不透明ではあるが、

なんとなく方向性が見えてきている。

私は北海道に生まれ育ち、51歳になった。

大学の4年間だけ東京にいたが、あとの47年間はずっと北海道にいる。

東京で過ごした4年間はとても楽しく勉強になった。

当時はバブル絶頂期でもあったので、私も様々な刺激を受け、東京で何かしらやってみたいと思うこともあった。

だが不思議な直感みたいなものが働き、磁石に引き寄せられるようにして私は北海道に帰ってきた。

自然の厳しい北海道で生活するということは、それだけで自然との距離感が近い。

私は、東京に行ったことによって、そこに気づけたような気がしている。

やはり私は道産子なのだ。

早い話、私は、常に自然と対話しながら生きていたいと思っている。

約三千年前、大陸から農耕技術が伝わり本州以南に弥生文化が花開いた。

地球を改造し農地を作り、食料を大量生産して備蓄。人口を増やすことにより集団が大規模化し、支配者と奴隷の階層社会が生まれた。

一方、北海道では気候や風土が農耕に適さず、縄文以来の生活スタイルと精神を引き継いできた。

だから、北海道と本州以南では生活スタイルや精神性が微妙に違う。そう感じている人は少なくない。

私もそこに着目している。

今、東京など大都市圏での生活に大きなストレスを感じている人が少なくない。

私たち人類はカネとモノを追求してきたが、富の偏在などにより資本主義経済は行き詰りを見せている。

さらに、行き過ぎた経済活動による乱開発により地球環境が汚染、破壊され、乾燥化や温暖化などにより大規模な風水害などの自然災害が頻発している。

大地震や感染症なども重なり、人々の不安は日増しに高まっている。

現代社会のあり方について疑問を持ち、地球との関わり方について考え直す人も出てきている。

こうしたことを考えた時、北海道に脈々と息づく、縄文以来の精神文化に繋がるところがある。

私は、縄文以来の精神文化を大切に守り繋いできたアイヌ民族の方々と手を取り合い、今とこれからを築いていきたい。

自然との共生と循環の思想。

これは、昔話で片づけられるようなことではない。

今のような時代だからこそ、私たちは先人の教えをしっかりと受けとめておく必要がある。

今さら縄文時代と同じ生活をするということではない。

現代に合わせた現実的な形で、持続性のある社会を目指すことが求められていると思うのだ。

これからの北海道は、その精神の発信地としての役割を担うべきではないかと思っている。

そこに私なりの役割があるなら、力を注いでいきたいと思っている。

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