今、ビリージョエルを好んで聴いている。最初に聴いた曲は Pressure。私は当時中学生だった。

最初はなんとなくカッコイイ!と思っていただけだったのだが、すぐに歌詞とその意味を知りたくなった。

単語はどれも難しくないが直訳しただけではピンとこない。意訳を探して読んだ記憶があるが、それでも当時の私にはよくわからなかった。

でも好きなのだ。すぐにわからないところが好き。じわっとくるものがあるのを感じていて、死ぬまでの間にこの意味が自分にもわかるようになるのだと思い、その時を楽しみに聴き続けてきたと思う。

私に刻まれていたのは、このフレーズ。

Don’t ask for help

You’re all alone

You’ll have to answer

To your own

「助けを求めるな。君は独りだ。君は自分で答えを見つけなければならない。」

ここが、何度も連呼されるPressure!という言葉とどう繋がるのか。

子どもの私にはよくわからなかったし、就職して組織の歯車の一部として働いている間も忙しく走り回るだけで自らその本質に迫ろうとはしなかった。

だが、51歳になって組織を離れた今はわかる。

私の頭には、忙しく働きながらも中学生の時に聴いたこの曲のこのフレーズがずっと流れていた。

そして、最後まで誤魔化し続けることはできないと思っていた。

私は今、Pressure に向き合おうとしている。

これは2015年、65歳のビリージョエルの歌う Pressure 。若い頃とは違い、激動の時を生きてきたからこその重みを持って私たちに響いてくるものがある。和訳がついているのでオススメ。

どのみち辿り着く場所であったとは思うが、

この曲との出会いが、私のここまでの歩みに彩りを添えてくれた。とてもありがたいことだと思っている。