未来を見つめれば行動が変わる

私は2020年3月いっぱいで27年勤めてきた地方自治体を早期退職したが、そこには私なりの未来予測も働いている。

公務員と言えば地位と給与が安定的に確保されていると思われてきたが、これからは違う。

財政難から人件費を減らさざるを得ない。AIなどの導入により業務が自動化され、さらなる人減らしが進むことも想定される。

少々労働条件が厳しくなったとしても、そこでの頑張りが社会のためになるのなら仕事を続けようとも思うのだが、

正直言って、ここ数年はいくら働いても虚しくなることばかりであった。

社会のニーズからかけ離れたところで心身を消耗していくだけの毎日。

同僚たちが次々と、意欲的だったり能力の高い職員から順番に、使い倒されるようにして壊れていく。

さらに、

組織管理が必要であるとして、個人としての意見を述べたり行動することが事実上制限され、歯車の一部として居続けることばかりを押しつけられる。

公務員は憲法を遵守する立場であるはずだが、実際にやっていることは憲法の精神とは真逆のことばかりであった。

多くの人がおかしいと思っているが、今はこの流れをとめることができない。少なくとも向こう10年はあまり変わらないだろう。

そう考えた私は、このまま組織に留まることよりも自分自身の人生をまっとうすることに重きをおくことにした。

退職せず公務員を続けていたら今頃どうしているだろうか。

同僚たちが次々と離脱していく中、相変わらず過酷な環境でさらに心身を擦り減らし続けているに違いない。

どう考えても、家族を心配させてまでやるようなことではない。

私の場合、仕事のほかにやりたいことがたくさんある。

特別なことでなくても、炊事、掃除、洗濯など家事だけでも退屈しない。

身近な近所づきあい、地域社会の一員としての役割も果たしていきたいし、

アフターコロナの価値観に即し、共生と循環の精神に基づいた生活を実践していきたいと思っている。

将来の予測をしつつ、変化の中で自分自身の役割を果たしていく。

その繰り返しの先に見えてくるものが、さらに私を変えていくのだと思っている。

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