先週に続いて草野球に助っ人参加してきた。

無風快晴。陽が高く上り前回以上に暑い。

今日は5番一塁。慣れたポジションで外野よりもベンチに近く、少しホッとする。

しかし、相手打線が初回から火を噴く。守りの時間が長くなり、仲間たちがなんとなくぼぉ~っとしているのがわかる。

初回に1点、2回に5点、3回にも5点、4回にはなんと7点取られた。

合計18失点である。

私もぼんやりしていて、ほとんど記憶がない。

3度打席に立ったが、イマイチ集中できていなかった。

今振り返ると、相手ピッチャーにハメられていたと思う。

とにかくコントロールがいい。際どいところに、打ってもファールにしかならない球を意識的に投げてくる。

球は速くないので、打者はいつでも打てると錯覚してしまう。

打者心理を巧みに利用していくタイプだ。

なんせ暑いので、ぼんやりしてるうちに気がついたら術中にハメられている。

私の打席でも勝負どころで狙いどおりの球を引き出しているはずなのだが、結果として討ち取られていた。

微妙に芯を外され、2打席連続で内野ゴロ。

最後の第3打席。

11点差がついていたが、このまま終わると消化不良になるので、少し気合いが入った。

例によって、インコースギリギリの打ってもファールにしかならない球がきた。

普段は見逃す球だが、自分の目を覚ます目的で思い切りぶっ叩いた。

打球はうなりを上げて飛んでいくがファール。

私の気迫が伝わったのか、そこからはストライクからボールになる球を続けられ、結果フォアボールになった。

変化球の見逃し方がよく、納得のフォアボールだった。

この打席で相手ピッチャーに認められたような気がして、試合には負けたが満足感に浸ることができた。

やはり対話できるタイプのピッチャーとの対戦は楽しい。

今日も仲間たちと野球ができたことに感謝している。

もう少し涼しければもっと楽しめたかも。