昨日、札幌市内の某霊園事務所で去年4月に亡くなった叔父の納骨の手続きをしてきた。
今は叔父の息子さん、つまり私の従兄弟が千葉にいて遺骨を持っているのだが、近々千葉のお寺と札幌にある本家のお墓に叔父の遺骨を分けて納骨することになったのだ。
私が本家のお墓の相続人なので、納骨の手続きは私がすることになる。
墓地使用許可証と叔父の火葬済証明書を持参し、埋蔵等届に記入するだけで簡単に手続きすることができた。
事務所の人の話によると、近年、墓地の相続や納骨の手続きをしていないケースが増えているらしい。
実は私にも思い当たるところがある。
9年前に父を亡くした時、親族の同意を得た上で私が本家のお墓の相続人となったのだが、しばらくは相続の手続きをしないままでいた。
父の遺骨もこのお墓に入ったのだが、相続をしていないのだから当然納骨の手続きもしていない。そういう状態が数年にわたり続いていた。
代々このお墓を大切に守ってきたご先祖様に申し訳ないことをしてきたと思う。
ここ数年はお盆以外でも時々お墓に来るようにしている。墓石を磨いて汚れを落としたり、周囲の雑草を抜いて敷石を並べ直したりしている。

石材屋さんが墓石を運んで行った。
間もなく叔父の名前もここに刻まれるのだ。納骨の時には私も立ち会う。