今、米国株を少しだけ保有している。

半分はSPYD、HDV、VYMなどの高配当ETFで、他に情報技術や医療保健、生活必需品セクター等のETF、さらにマイクロソフト、アップル、エクソンモービル、ジョンソン&ジョンソンなどの個別銘柄も少しだけ。

基本的には個別株のリスクを負えるほどの知識や経験を持ち合わせていないので、

セクター毎のETFを少しずつ保有し、値動きを体感することを目的としている。

以前から国内市場のほか米国の主要3指数、ダウ、ナスダック、S&P500などの動きをチェックしてはいたが、

僅かでもそこに資金を入れていくと、見方や感じ方が大きく変わってくる。

セクター毎に値動きの仕方が全く違うのが面白い。

全体としては、先先週までは上昇していたが、先週になって横ばいから下落に転じてきたように感じている。

コロナの最中においても無敵と思われたGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)にもある種の陰りが見え始めている。

これでNY市場の影響を受けやすい日本市場の動向からも目が離せなくなってきた。

今日6/29の日経は300円の下げから始まり、前場は横ばったが後場にまた100円以上下げている。

今週以降、日銀の買い支えが機能するかどうかも見ものである。

世界中で起きる様々な出来事、そこに交錯するたくさんの人の思い、投資家の心理等々、市場を通して世界の動向、未来が見えてくる。

投資で勝てればそれに越したことはないが、私は市場動向を体感して学ぶことに主眼をおいている。

だからザラ場に貼りついたり、深追いしてお金を突っ込みすぎることもない。

市場を冷静に見ておくことは、アフターコロナの世界を見極め、自分自身の自然な立ち位置を見つけ出していくことに繋がると思っている。

日本という国は、お金の知識が一般に共有されていない。

株を少し持っていると言っただけで、金の亡者、トレーダー扱いされてしまうところがある。

今は世界のシステムが大きく変化している。とても大事な時期だと思うので、しっかり感じて楽しみながら見極めていきたい。