やはり始まるとのめり込んでしまう。元プロ野球マニアとしては見逃せないことが多い。

今年も特定のチームの成績にはあまり関心がなく、何人かの選手のパフォーマンスに目が行く。

今年私が注目しているのは、ヤクルト村上宗隆、日ハム近藤健介、ロッテ佐々木朗希、巨人菅野智之、広島鈴木誠也、ソフトバンク柳田悠岐、日ハム王柏融、西武森友哉、阪神近本光司など。

今日の開幕戦は4試合でテレビ中継。あちこちチャンネルを変えて見ているが、流石は開幕投手。どの投手もいいボールを投げている。無観客なので捕球音、打撃音がよく聞こえ、より凄みを感じる。

神宮ではビシエドと山田哲人がホームランの応酬。阪神の開幕投手西が菅野からなんとホームランとタイムリー。2打数2安打2打点で現時点で三冠王だ。

そして所沢では、秋山の穴を感じさせない強力な西武打線が日ハムエースの有原にジワジワと圧力をかけていく。

入れ込んでいくと、テレビの前で打者目線でつい呟いてしまうのだが、

さっきも妻と息子から「お父さんの解説要らない」などと言われてしまった。

ここ数年、大人しく野球を見るのが意外と難しくなっている。若い頃は黙ってみていたのに不思議だ。

とにかく、また一つ楽しみが増え、なんとなく気持ちが明るくなってきた。

今の世の中、辛く苦しいことが多いが、やはりスポーツはいいものだ。あらためてそう思う。