この土日もほとんど家族と一緒にいた。3月に退職してからというもの、コロナの影響もあるにはあるが、以前と比べて家族一緒にいる時間がより長くなっている。

外に出られないから仕方なく一緒にいるのとは違う。それぞれが家族一緒にいることを望んでいる。

私は退職してるし息子は大学生だから自由だ。だが妻は違う。妻は去年の春から就労支援事業所の支援員として働いている。

妻の勤務している事業所は、今回の緊急事態宣言期間中もほぼ通常どおりに稼働していた。医療機関ほどではないかもしれないが職員にかかる重圧は相当なものがあり、私の妻にも疲労の蓄積が見てとれる。

妻の負担が少しでも軽くならないか、わざわざ言葉にしてはいないが、それが今のうちの重要課題となっている。

平日はもちろん、土日も家族みんなで家のことをしている。炊事、掃除、洗濯などを楽しみながら。買い物に行ったり、庭の畑仕事をしたり。

それだけでは物足りなく、2週連続で日本海側の漁港で夜釣りを楽しんできた。

私個人としては、退職してからやろうと思っていたことも色々あるが、その多くが後回しになっている。

私自身、家族一緒の時間を望んでいる。

他のことは後でやりたい時にやればよい。そう思っている。

もしかしたら、これからもずっと家族の時間で埋め尽くしていくのかもしれない。それならそれでもいいと思っている。

去年の春から北海道を離れ、千葉で働いている長女にも色々考えるところがあるようだ。

次々と関東を直撃する台風。長引くパンデミックの脅威。北海道に生まれ育ってきた長女にとって、都会での生活はどのように受けとめられているだろう。

私はいつも、家族全員の平穏を最優先に考えている。

これから何をするにしても、全てはそこが基礎になる。

今夜は釣ってきたアイナメ、ソイなどを煮つけや唐揚げにしていただく。

うちの近くの高校に通っている可愛い姪っこも一緒。みんな元気で楽しい。とてもありがたいことだと思っている。