今とこれからの行政組織

日本の行政組織は、何年も前から機能していない。

国会を見ていても明らかなことだが、今の行政は保身に窮々とするばかりである。世間から叩かれずに現状を維持するために、真実をねじ曲げることも厭わない。

「広く国民のために働く」というのも口先だけである。

それは、特定の個人や団体からどんなに切実な意見や要望があっても、行政としての責任を回避し、何もしない時の理由として使われることの方が多くなっている。

そのくせ、「公共」にこじつけて特定の業界や団体とズブズブの関係になっている。

当然に、心ある職員はそこで働くことの意味を見失い、激しく消耗し、心身を壊してしまう。

そんな中、組織内で生き残ることを第一に考えるゴキブリのように逞しい職員も増えつつある。

組織内のパワーバランスの中に取り入り、自らの地位を確保しようとする輩である。

彼らには、市民のためなどという理念は欠片もない。口先で地位を守ることは巧みだが、ひたすらに上にへつらい、真面目なお人好しに面倒を押しつけることしか頭にない。

早く地位を獲得しないと、辛く難しく危険な仕事を押しつけられてしまう。

だから必死に媚びへつらうしかない。

当然に内部の足の引っ張り合いも増え、行政としての本来の役割を果たすどころではない。

少し考えれば誰でもわかると思うが、行政は既に機能していないのだ。

行政は頼りになどならない。今そこにいるのは、組織に寄生する心身忙殺者ばかりである。

あとは、利権に群がる輩がその周りを飛び回ったり、ベットリ貼り付いたりしているだけである。

だが、これもそう長くは続かない。寄生する者にとってはなんとしても守り抜きたい仕組みだろうが、

組織としての機能が実質的に失われている以上、人はそこからしだいに離れていく。

AIの進出など社会が変質していく中、行政の地位や役割も変わっていくしかないのだが、

今の行政組織に巣食う者たちにとって、この変化は好ましいことではない。

変化に対応しようと考えるような人材は、既に組織にはほとんど残っていない。

だが、先見の明があり、実現可能なビジョンを持った若い人も組織のどこかに潜んでいると思う。

彼らに期待したい。時間のかかる話だが、いずれは。

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