今日は春分の日。昼の時間が夜の時間を逆転する日だと思っていたが、厳密には違うと聞いたことがあるので調べてみた。

まず、日本標準時(東経135度)の今日(2020.03.20)の日出、日没、日長はこうであった。

  • 日出 06時03分09秒
  • 日没 18時11分39秒
  • 日長 12時間08分30秒

なんと昼の方が8分以上も長い。では今年初めて日長が12時間を超えたのはいつなのか。

  • 3/16 11時間59分45秒
  • 3/17 12時間01分56秒

2020年は3月17日であった。

では、何故3月17日を春分の日としないのか?

一年を24等分して四季や気候を示している二十四節気というものがある。

立春2月4日雨水2月19日啓蟄3月5日春分3月20日清明4月4日穀雨4月19日立夏5月5日小満5月20日芒種6月5日夏至6月20日小暑7月6日大暑7月22日立秋8月7日処暑8月22日白露9月7日秋分9月22日寒露10月7日霜降10月22日立冬11月6日小雪11月21日大雪12月6日冬至12月21日小寒1月4日大寒1月19日(※年によって一日程度のズレ有り)

一年365日を24で割るとだいたい15日間くらいになるが、「春分」は二十四節気のひとつで、3/20~4/3の期間を示しているのであった。

なお、これは秋分も同じである。

今年の秋分の日(9/22)の日長は12時間8分54秒であり、実際に夜の方が昼より長くなるのは、その5日後の9/27である。

夏至6/21と冬至12/21も気になって調べてみたが、こちらは文字通りそれぞれ日長の最長と最短の日であった。

ただし、今年の夏至(6/21)は日長(14時間28分51秒)は最長だが、その日出(4時47分26秒)は一番早いわけではない。日出最速は夏至の9日前、6/12の4時46分23秒。

同様に、冬至の日長は9時間50分2秒で日没が16時53分12秒。だが、日没が一番早いのは12/4と12/5の16時49分6秒。

夏至は冬至よりも4時間38分49秒も日が長いのか。