2020年3月9日(月)、週明けの東京株式市場がたいへんなことになっている。

今日の終値は1,050円下げの19,698円。1月下旬に24,000円を超えた日経平均がついに20,000円の大台を割り込んだ。

ただ、思っていたより少し早いだけで大幅下落は想定内。

いっそのこと豪快に下落してくれた方が、ショボトレしかできない個人投資家にとってチャンスが多くなる。個人的には面白くなってきたと感じている。

そして今回も株安と同時に円が跳ね上がった。

外貨預金とかはまだやる気にならないが、株価の動きとともに為替相場を眺めるのもたしかに面白い。今回でフラッシュクラッシュと言う言葉も覚えた。

それにしてもこの国は大丈夫だろうか。かなり危なっかしい状況になっていると思う。

この先、株価が回復したとしても未来が明るくなる気はしない。

安倍政権がここまで続いてきたのは、株価の推移が比較的良かったからであり、

そこが崩れると、誰も支持しようとは思わないのではないか。

株価が今まで上がっていたのは、日銀が大量に株を購入していたからであり、これは非常に不自然で危険な構図。どこかでしっぺ返しを食らうに違いない。

これからの日本経済は確実に規模縮小していく。しだいに円も弱くなり、信用も無くなっていく。

もう日経225は回復しないかもしれない。

今回は株安と同時に円高になっているが、これからは円がジリジリ下がっていくようなことになりはしないか。

そろそろ日本円だけでなく、意識的に外貨を保有することが必要になってくるかも。