宇宙戦艦ヤマトのサーシャが持っていた通信カプセルは密教法具の五鈷杵?

先日、YouTubeで宇宙戦艦ヤマトの第1話を視聴していたのだが、

地球人類への重大メッセージと波動エンジンの設計図の入った通信カプセルを握りしめたサーシャが登場する場面がある。

この通信カプセルのことが気になり、調べてみたくなった。

子ども時分からこの形が何かに似ているような気がしていたのである。

そう、これに似ているではないか。

子どもの頃は名前を知らなかったが、これは、密教の法具である五鈷杵(ごこしょ)。

五鈷杵とは、

元々は先端の尖った武器。仏の教え(智慧)の働きが煩悩を打ち負かすことから、現在では仏の五つの智慧をあらわす法具として知られている。

この五つの智慧とは何か。

  • 一つ目は、法界体性智(ほっかいたいしょうち)。宇宙そのものを本体本性としている大日如来の本質。
  • 二つ目は、大円鏡智(だいえんきょうち)。あらゆる現象を治めている大日如来のはたらき。
  • 三つ目は、平等性智(びょうどうしょうち)。あらゆるものは本質において差別が無いことを悟っている大日如来のはたらき。
  • 四つ目は、妙観察智(みょうかんさつち)。あらゆる物事をありのままに知り、 人々の迷いを断つ説法をする大日如来のはたらき。
  • 五つ目は、成所作智(じょうしょさち)。あらゆる衆生を救いとるため自由自在に変化して悟りへの導きを成し遂げる大日如来のはたらき。

こうしてみると、宇宙戦艦ヤマトのストーリーと被るところがあるような気がする。

サーシャが運んできた通信カプセルは、

人々の迷い(争い)を断ち、あらゆる衆生を救うための使命(波動エンジンの設計図)を帯びている。

これは五つの智慧の詰まった五鈷杵そのものではないか。

また、

五鈷杵そのものが宇宙全体、つまり金剛界曼荼羅を象徴しているとも言われているが、

絶えることのない欲(争い)と悟りを目指す智慧が常に混在している現実世界を象徴しているようにも思える。

さらに、

五鈷杵はこれら五つの智慧によって、悟りへ近づくための障害となる煩悩を打ち破るとされているが、

ここでも波動エンジンを使った波動砲や空間歪曲ワープを想起させる。

以上は私の勝手な解釈だが、

サーシャが運んできた通信カプセルは、密教の法具である五鈷杵がイメージされているのではないか。

その上でこの物語を見ていくと、さらに深みを増してくるような気がしてきた。

子どもの頃に見ていて知ってはいても、大人になってから見直すと面白い発見があるものだ。



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