お金のことを知りたいと思っている。

お金については、若い頃から関心があったのでそこそこ勉強してきたつもりだが、まだまだ知識も経験も足りていない。

まずは資本主義について。

近年、資本主義そのものについて考える機会が増えた。

以前は小難しいことを考えなくても呑気に過ごすことができていたのだが、

今の日本は、資本主義の仕組みを知らないと自らの生活を守れない時代に突入している。

何かしらの仕事に就いていれば、普通に食べることができて、可処分所得もそれなりに確保できていた時代は既に過去のものとなった。

今は無闇に働いていても生活は楽にならない。むしろ苦しくなる一方である。

ピケティの著書にもあるとおり、社会インフラが整備されてきたことによって、労働の価値が相対的に低下してきている。

このことを自覚しておく必要がある。

そして、労働の価値が相対的に下がったということは、

逆に言うと、お金がお金を産み出す仕組み、つまり資本収益が優位になっているということである。

生活を守るという観点からも、そこのところを避けて通ることはできない。

具体的には、投資信託などによる資産運用の知識や技術を身につけていきたい。

リスクを引き受けながら、長期的視点で資産が資産を産み出す仕組みを構築していく。

また、短期トレードの仕組みについても無知なままではいられない。

株式や為替、仮想通貨などの仕組みについても学んでいく。

さらに、特にフリーランスになるなら会計の知識も必要だ。

先日、日商簿記検定3級を受験したが、これだけでは知識が足りない。当面は2級を目標に勉強を続けていく。

お金はたくさんは必要ない。お金を稼ぎたいわけではない。

だが、お金はあればあるだけ人生のあらゆるステージで選択肢が増え、可能性を膨らませることができる。

お金が足りなくて行動が制限されてしまうのは嫌だ。

そのためにお金の勉強を続けていく。

自分と家族の人生に直接繋がることなので、勉強する気満々である。