チャーハンを頼んだらオマケにラーメンがついてきた。

13:00過ぎにおなかが減ったので、たまたま通りかかったラーメン屋に入ってみた。

札幌藻岩山ロープウェイ入口の近くにある、「こく一番」。

寒いので素早く店に飛び込む。

びっちり満席。しかも店内に15人ほどの立待客がいる。けっこうな人気店らしい。

並ぶのが嫌いな私だが、今日は比較的時間に余裕があるので、待ってみることにした。

列の最後尾に立ち、ネットで店情報をざっくり調べてみる。

どうやらチャーハンが看板メニューで、

さらにここは、道内でも指折りのデカ盛りで有名な店らしい。

先客の様子を何気に眺めてみると、たしかに、ほぼ全員チャーハンを注文している。

ならば私もチャーハンだ。

まだ時間がかかりそうなので、スマホをポケットに放り込み、立ったまま壁によしかかって目を閉じた。

腹ごしらえが済んだら、近くの札幌中央図書館で簿記の勉強をするのだ。

だから今はできるだけ脱力して、リラックスモードになりたい。

目を閉じてぼんやりしながらも決算整理仕訳のイメトレを試みる。

しかし、、

独自の瞑想簿記の世界に没入することはできなかった。

私たち立待客の目の前を、チャーハンを運ぶ店員が忙しく往来している。

目をつぶるといつも以上に嗅覚や聴覚が研ぎ澄まされ、

刺激的な湯気とニオイに意識がいちいち引っ張られ、とても決算整理仕訳どころではなくなってしまったのだ。

看板のチャーハンは当然のド迫力だが、ラーメンの存在感もなかなか凄い。

ラーメンを注文している人もいるのかと思い、目を開けて、もう一度スマホを取り出す。

たしかにラーメンもラインナップにあるようだ。

だが、どの客もラーメンではなくチャーハンばかりを注文している。いったいどうなっているのだ??

さらに調べてみると、、

驚いたことに、チャーハンには元々スープがついていたのだが、そのスープがだんだん大きくなり、今では本格的なラーメンにまで進化しているのだという。

あのラーメンに見えるラーメンは、この店ではラーメンではなくスープだったのだ。

入店から45分ほど経ち、かなり列の前の方に進むことができた。

もう少しで席に座れるかなと思ったその時、

この店内には、この行列の他にも待合室みたいなスペースがあることに気がついた。

なんと、そこにも10人超の先客がいるではないか。。

これ以上待つのは厳しいかも。。

さすがに諦めて店を出ようかと思ったその瞬間、

少し後ろに並んでいた細身の男性が、いきなり崩れ落ちるようにしてその場に倒れた。

彼の後ろの若い女性がすぐに異変に気づき、彼は怪我をするような倒れ方にはならなかった。

私も含め何人かでしばらく様子を見ていたが、

少しすると、彼は青白い顔のまま立ち上がって「大丈夫です!」と言い始めた。

彼から「絶対にここのチャーハンとラーメンスープを食べるんだ」という気迫を感じた。

気がついたら私も列から離れることなく、そのまま順番を待っていた。

入店から90分後、ようやく席に着くことができた。

そこからは早い。

なるほど。これは闘志が湧いてくる。

ラーメンもとい麺入り「スープ」もやってきた。

スープも全て飲み干し、文字通りの完食。

美味いチャーハンとラーメン、じゃなくてスープ。大満足である。

しかし、満腹中枢を徹底的に破壊されたことによるダメージは大きく、

今日は図書館で勉強できる状態にはならなかった。

昨日買った実戦問題集は明日からやることにする。

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