帰宅すると、庭に見知らぬ建造物が。

目に飛び込んできたのは、

洋式トイレ???

今冬は記録的な少雪だが、昨夜から断続的に綺麗な雪が降り続いている。

久しぶりに帰省して雪を見た社会人◯年目の長女と、大学★年生の息子が意気投合。

二人が取り組んだのが、

うちの庭に欲しかった無かったユニットバスの整備。

たしかにここにトイレがあれば、

雪かき中に突然もよおしてしまった時や、雪遊びに中の近所の小学生が、慌てて家に帰らなくても用を足すことができる。

また、ここに湯船があれば、

雪かき作業中に手足が凍えても、すぐにダボン!と飛び込めるし、

犬の散歩中に体の芯から冷えきってしまった近所のおじさんを温めてあげることもできる。

だが、壁に仕切られていないので素肌をさらすには少し寒いのと、女性は人目が気になるかもしれない。

そこで現れたのが、

番台のお猿のさるおくん。

さるおくんは、10年前に亡くなった義母によく似ている。

義母は庭で畑仕事をするのが好きで、少し疲れたらこうしてウッドデッキに座って休憩していた。

義母がここで見張っていれば、覗き趣味の変わった人もそうそう近寄れまい。

どうしたら湯船にお湯を張ることができるか考え中だが、

お尻の寒ささえ我慢できれば、トイレはすぐにでも使える。

もうすぐ雪まつりが始まるが、

雪まつり会場に寛げるお風呂があったらすごい人気になるだろう。

また、雪像トイレを量産したらトイレ不足を解消できるのではないか。

意味不明な妄想が頭をグルグルし始めたので早寝したいと思います。