北海道観光マスター検定に合格した。

北海道商工会議所が主催する北海道観光マスター検定は、北海道を訪れる観光客を温かくもてなすことを目的に2006年からスタート。今年度で14回目を数える。

道内の観光入込客数は年間約5500万人。中でも北海道を訪れる外国人観光客は2018年に312万人を突破し10年前の約5倍に上る。

まずは多くの道民が北海道に誇りを持ち、ホスピタリティ(おもてなしの心)を向上することが求められている。

2019年度は657名が受験し、合格者325名(合格率49%)。合格者の平均年齢は37歳。

人生経験の豊富な中高年が多いと思っていたが、10代合格者が63名もいるという。若いうちからこうした勉強をしておくと、その後の生き方にも幅が広がってくるのではないだろうか。

私も北海道の地理や歴史、独自の文化など断片的だった知識が整理され、北海道がさらに好きになった。

いつもバッグの中にハンドブックを持ち歩き、空いた時間に楽しく学ぶことができた。時には大学図書館や公民館で数時間集中して取り組んだこともあった。

この検定は少数のプロフェッショナルを養成するというよりは、おもてなしの心を広く道内に一般化させることに主眼をおいており、誰もが取り組みやすい中身で難易度もそれほど高いものではない。

合格者には合格証の他、認定証と徽章が送られる。やる気さえあれば誰でも「北海道観光マスター」の称号を手にすることができるので、老若男女を問わずおススメしたい。

また、合格者の会に入会すると様々な情報が交換されるとのこと。今後の活動につなげていきたい。