子どもの頃、よく絵を描いていたと思う。描くのがわりと好きだった。

これは写真ではなく、次女が高校生の時に描いた絵。今はうちに飾ってある。

幅広く色んなことに興味を持っていた次女が、数ある題材の中から私のDRを選んだことに驚いた。そしてすごく嬉しかった。

DRには私だけでなく、次女の思いも宿っていると感じる。

夢中になって描いていると、その対象に思いが伝わっていくような感覚になることがある。

描くというその過程の中で、自分が何をしようとしているかに気づくこともある。

文章を書いている時にもそれに近い感覚になることがあるが、絵の場合は、一目で、一瞬で多くの情報を拾うことができる。

そう思うと、自分の中から噴き出してくるものを絵全体に表現したくなる。

次女の絵を見ていてもそれを強く感じる。

次女はえらいものを残してくれた。